「おとな先生」の講師を務めました

2023年10月24日、日田市内の小学校で「おとな先生」の講師を務めました。
「おとな先生」とは、一般社団法人NINAUの行う人材育成事業です。

弊社川下工場長の藤野誠が、小学5年生に向けて「働く事とは何?」についてお話しました。

弊社の事業の概要と自己紹介、レクサスの動画を紹介するところからスタートです。

その後、
・お仕事とは?
・働くとは?
を、図で説明。

会社が利益をあげる仕組み図の中で、会社は働く人を教育し、働く方は業務について勉強しなければならないことをお伝えしました。

弊社での工程を説明する中で、「1枚のシートカバーができるのに1分30秒かかる」と伝えると、会場内から「おー」という小さな声が方々から聞こえてきました。
まさかそんな短時間で、高級車のシートカバーができるとは思ってもみなかったようです。
「10枚の宿題を5人で、10人で手分けすると短時間で済むでしょう?」と話しかけると、納得してくれた様子でした。

藤野の考える「仕事」とは働いてお金をもらうこと、「働く」とは生産活動をして会社の利益を生み出すこと。
働く人は技術を磨かなければ対価に合う仕事ができず、その間給料はあがりません。
一人前になるため、給料を上げるためには学び・勉強が欠かせないということを丁寧に説明しました。

――
学校とは、「勉強の方法」を学ぶところ。
学校に行っている間は、マンガを読みながら、ゲームもしながら、勉強もいっぱいしてください。
「勉強の方法」がわかっていると、大人になってからも役に立ちます。
――

これらの藤野のことばが伝わったのか、子どもたちからは次のような感想や質問が寄せられました。
・会社に入っても勉強だと知った
・一人前になるまでにどの位かかりますか
・どうすれば上手に縫えますか

今回工場見学はかないませんでしたが、この話を通じて、働くことや、社会人も勉強しなくてはならないことがきちんと伝わっていればと思います。

子どもたちの将来に、物心両面での幸せがあるよう願っています。